【時代】 戦国時代 – 安土桃山時代
【生誕】 不明
【死没】 天正14年（1586年）
【官位】 中務大輔
【主君】 畠山高政
【氏族】 湯川氏（清和源氏武田氏流）
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概要 （説明はWikipediaより）
戦国時代から安土桃山時代にかけての武将。
畠山氏の家臣。
湯川氏13代当主。
紀伊国亀山城12代城主。
湯川衆の頭目・湯川直光の子として誕生。
永禄5年（1562年）5月19日の教興寺の戦いにて、紀伊国守護・畠山高政の麾下、父・直光と直春、直春の娘婿・玉置直和、雑賀衆、根来衆、などが三好長慶と戦ったが敗れた。
この戦いで父の直光が戦死したため、叔父・湯川宗慶の後見のもと直春が跡を継いだ。
同年7月に、雑賀衆・根来衆の有力者に宛てて引き続き同盟を継続する起請文を発布している。
永禄11年（1568年）、織田信長が上洛した後本願寺顕如と対立すると、雑賀衆と同様に直春は本願寺に味方して織田信長と対立、本能寺の変後は羽柴秀吉と対立し、天正13年（1585年）には紀州征伐を受けることとなる。
直春は抗戦を主張し、これに呼応する土豪も多数に上ったが、直春の娘婿で手取城主の玉置直和が秀吉側に付いたので3月に手取城を攻めて落城させた。
4月末、直春は反攻に転じたため、秀吉は四国征伐軍の一部を割いてこれに充てた。
仙石秀久、中村一氏が亀山城近辺にまで迫ってきたので直春は城を焼いて山に籠った。
9月24日、榎峠の合戦で直春は敗れて山中へ引き籠る。
だが同月末には再度攻勢に出て、秀吉軍の杉若無心・桑山重晴・尾藤下野守らを大いに苦戦させた結果、秀吉側も折れ、直春と秀吉は和議を結んで湯川氏の本領は安堵された。
しかし、翌天正14年（1586年）に急死。
直春の死については病死説の他、新たな紀伊の領主となった羽柴秀長に挨拶しに大和郡山城に参候したところ、その席で毒殺された説などもある。
子・丹波守光春は秀長に仕えて3000石を領した。
秀長の没後は浅野氏に仕え、やがて浅野長晟と共に安芸国に移って宮島奉行を勤めたという。
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